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Home技術情報>交流電流センサ解説2(結合係数(K)特性図の見方)
交流電流センサ解説2(結合係数(K)特性図の見方) 技術情報
出力電圧の計算式
 
Eo=K・Io・RL/n
Eo:出力電圧………(Vrms)
K :結合係数
Io :貫通電流………(Arms)
RL:外付負荷抵抗…(Ω)
n :巻数…………(ターン)
において(K=1)が理想CTとなります。
実際には、励磁電流・漏洩磁束・透磁率の変化など、諸々の要因により、CTの結合度は変化します。これを一括してCTの結合係数(K値)と定義し、使用条件により変化する様子を表したものが、結合係数特性図です。〔図−6〕〔図−7〕
この特性図から各CTの使用範囲・精度・直線性などが、より正確に把握できます。
結合係数(K)特性図が表しているポイント
 
●負荷抵抗(RL)の値は小さいほど理想CTに近い動作となる。
●CTL汎用シリーズ〔図−6〕の方がより大電流まで、出力が飽和しない。
●CTL-Zシリーズ〔図−7〕の方がより小電流領域まで、広い範囲でフラットな特性が得られる。
●アナログ出力を得るリニアアプリケーションでは、(K)値が0.9以上の領域に入ることを目安として、使用条件を定めるのが望ましい。
●電流の有/無判別のようなアプリケーションで、負荷抵抗を高くして大きな出力電圧を得ている場合、特性図右側の出力飽和領域で使用する場合が多い。

この場合は、コア材料のバラツキ等に起因する。個体差が出やすいので、動作点は、充分マージンをみる必要があります。
 
●特性図 別の見方
 
〔K〕特性図〔図−6〕〔図−7〕において、大電流・飽和領域での特性低下は当然のこととして、微小電流領域でも特性の低下が見られます。しかしこの表現は各測定ポイントにおける理想値と実測値の差を比率で表した“比誤差”であって、誤差の値そのものは、むしろ電流の低下につれて低減してゆきます。従って、通常のリニアアプリケーションで問題となる直線性・対フルスケール精度は充分良好な特性が得られます。
 
〔図−8〕は〔K〕特性図から〔K〕値を読取り
Eo=K・Io・RL/n
の計算により得た出力直線性のグラフです。
適用電流範囲と負荷抵抗を出力飽和限界内で適正に選定することで良好な出力直線性と精度が得られることを示しています。
 
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