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交流電流センサ・応用回路2 技術情報
11.CT感度プログラム方式
 
右図は(CTU-8-S50-60)を使用して、1V出力を得る負荷抵抗を、1A〜100Aまで1A刻みで設定できるよう構成した例です。
ON位置にある電流値の総和が設定感度となります。
(例:1A+4A+20A+30A=55A)
CT選定のポイント
適用電流範囲で(K)値特性がフラットなCTと、なるべく低い抵抗値で構成すること。
 
12.無電源通電検知回路
 
CT出力で出力用トランジスタ・ベースを直接ドライブする。
D1 :シリコンダイオード,D2:ショットキーダイオード
RBは、50A以上の大電流が流れる時以外は、必要ありません。
Q1は、HFE500以上の高感度品を使用
CTは、動作点での開放電圧が、2.5V以上の出力が得られるもの(例:1A/CTL-6-P-H)
動作感度を上げるには、CTに貫通線を複数回巻く。
 
13.高感度通電検知回路
 
CTL-6-P-Zで、動作点≒0.1Aの例
A2出力までは回路例5と類似回路
初段アンプA1 出力:e1〜0.1VDC
バッファーアンプA2 出力:e2≒0.66VDC
動作点変更は、R5の定数変更でA2ゲインを変える。
出力は、トランジスタQ1のオープンコレクタ出力
CTは、微小電流領域で安定な出力感度が得られる(CTL-Zシリーズ)とすること。
 
14.CTを利用した電源(+5V単電源/20mA)
 
CTL-12-S36-4で、I0=10A〜100Aの例
各部の電流とZDの発熱(PZ)検証

I0のMIN/MAX 10A 100A
i0=K・I0/n 22.5mA 230mA
i1=0.9・i0 20mA 207mA
iZ=i1−ICC 0 187mA
PZ=iZ・5V 0 935mW

E0=5VDCを得るには、e0≒(E0/0.9)+1V〜6.5VACが必要で、出力特性図の許容範囲内に入っていること。

 
15.CTを利用した電源(±5V両電源/10mA)
 
CTL-12-S36-4で、I0=10A〜100Aの例
各部の電流とZDの発熱(PZ)検証

I0のMIN/MAX 10A 100A
i0=K・I0/n 22.5mA 230mA
i1=0.9・i0/2 10mA 104mA
iZ=i1−ICC 0 94mA
PZ=iZ・5V 0 470mW

E0=5VDCを得るには、e0≒(E0/0.9)+0.5V≒6VACが必要で、出力電圧特性図の許容範囲内に入っていること。

 
16.CT+LEDによる通電表示
 
LED点灯に必要な条件
(1)CT開放電圧が2.5V以上であること。
(2)CT出力電流が1mA以上で微発光
5mA〜20mAで安定発光となる。
(3)CT偏磁防止用逆並列LEDを接続すること。
ダイオード3ケ直列で置換可。
大電流用は右図(リミッタ付)の回路とし、LEDを保護すること。
 
17.直流電流計の直接駆動
 
CT出力電流で直流可動線輪形の100μA計、または1mA計を直接駆動できます。
CT出力電流i1=0.9・K・I0/n
i1>iMの場合は、メーターと並列に分流抵抗(RP+P1)を接続し、iMの値が定格電流となるよう(P1)を調整します。
全波整流BRは、ショットキーダイオードを使用する。
CT出力はEM以上となる余裕がある領域であること。
 
18.小型リレーの直接駆動
 
CT出力電流で直接、小型リレーを駆動する。
CT出力i1=0.9・K・I0/nで求め、リレーの感動電流以上であること。
i1がiR定格値の110%以上の場合は、クランプ用ゼナーダイオードを並列に接続する。ZDの発熱PZ=12V・(i1−iR)がゼナーダイオードの定格電力(1W)以下であること。
全波整流BRは、ショットキーダイオードを使用する。
CT出力が12V以上となる余裕がある領域であること。
 
19.2本並列ヒーターの断線検出と表示
 
同一定格のヒーターに流れる電流を1個のCTに逆方向に貫通させる。
2本正常の場合は、逆相キャンセルとなりCTは出力0となっている。
1本だけ断線すると、I0相当の出力がCT二次側に発生する。
表示方法は、回路例16,又は18と、同一回路で動作させられます。
 
20.CTを電源とした負荷レベル表示器
 
LED表示電源用CT1と電流レベル検出用CT2を使用した、自己電源式の3点レベル表示器の実施例です。
表示レベル設定値、適用電流範囲に応じて、適正なCTを選択することで、簡便で広範な応用が考えられ
ます。
全波整流BRは、ショットキーダイオードを使用する。
 
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